虫歯や歯周病のリスクをすべてデータ化して診断。治療やメンテナンスの計画が立てやすいだけでなく、患者さんにもわかりやすいと好評です。
「虫歯や歯周病は歯科医院で治療するもの」「なってしまったら歯医者で治してもらえばいい」と思っていませんか?虫歯や歯周病は、患者さんの生活習慣から起こるもの。患者さんご自身の協力がなければ、治るものも治らないし、再発もしやすくなってしまうのです。
当院では「虫歯になりやすい」「歯周病になりやすい」といったリスクをデータ化。診断に使うだけでなく、グラフや画像にして患者さんにもお見せしています。そのために、デネットシステムという専用のソフトを導入しています。
デネットシステムは、さまざまなデータを自動処理して評価してくれるソフトです。データ化することで、治療やメンテナンスの計画が立てやすくなりました。患者さんご自身がお口の中の状態をグラフや画像で把握できるので、治療や予防を頑張っていこうというモチベーションにつなげていただけます。
当院ではデネットシステム以外に、口腔内カメラも使ってお口の中の状態を詳しく調べます。たとえ虫歯が1本しかなくても、お口の中全体のことを考えなければ治療はできないと思うからです。患部だけではなく全体を診ることで、患者さんの全身の健康や日常生活までも支えていければと考えています。
それだけの手間と時間をかけて治療や予防を行っていますが、検査はすべて保険適用。患者さんの負担をできるだけ少なくすることで、気軽に歯科医院を訪れていただきたいと思っています。
当院を訪れた患者さんには、初診時、評価時、メンテナンス時に必ずお口の検査を行います。それを分かりやすく図表で表すのが「デネットシステム」。検査データ等の歯に関する資料が事細かくまとめられます。ドクターや歯科衛生士が患者さんの状態をよく把握すると同時に、患者さんにもご自身のお口の状態のことを知ってほしい理解してほしいという思いから導入しています。
また治療後には、この患者さんのお口の中をデータ化した資料もご希望があればお渡ししています。ご自宅で資料を見直すことで、お口の健康や予防について考える一端にしていただけましたら幸いです。