唾液のちから

2020.02.15

こんにちは。

少しづつ暖かくなってきましたね。

 

今回は唾液についてブログを書こうと思います。

唾液はそれぞれの成分が機能を持ち、お口のうるおいを守っています。

ちなみに健康な人の1日の唾液分泌量は約1~1.5リットル出ています!

 

①消化作用...アミラーゼ(酵素)がデンプンを分解して体内に吸収しやすくする。

②抗菌作用...細菌の増殖を抑える

③粘膜保護作用...ムチン(糖タンパク)が喉や食道を傷つけにくくする

④食塊形成作用...味を感じさせ、噛み砕いたり飲み込んだりしやすい塊にする

⑤pH緩衝作用...飲食により酸性に傾いたお口のpHを中和させる

⑥粘膜修復作用...組織が傷ついた時に修復する

⑦再石灰化作用...飲食により、溶けかかった歯面の修復をする

⑧潤滑作用...発音や発声をスムーズにする

 

などなど、唾液はお口を潤すだけではなく

大切な役割りをしてくれています(*_*)

 

唾液が少ないと抗菌作用が働かず、菌が繁殖しやすくなり、

虫歯・歯周病・口臭のリスクも高くなります。

食事の時にうまく塊が作れないので

飲み込みに失敗し、むせてしまうことも…

 

そこで、やってみて頂きたいのが

セルフ唾液腺マッサージです(^O^)

①両手の手のひらを頬に当てて、ゆっくり円を描くようにマッサージ。

前回し、後ろ回し各5回。

 

②親指を顎の骨の内側の柔らかい部分に当て、耳下から顎先まで

5か所ほど刺激。各5回。

 

③両手の親指を顎の下に当てて突き上げるようにゆっくり10回押す。

 

マッサージしてみると唾液が出てくるのを感じられると思います

口の健康維持に重要な役割を果たす唾液。

ご自宅で是非マッサージやってみて下さい☺