根管治療(神経の治療)の奥深さ

2019.01.30

1月もそろそろ終わりに近付いてきて、なんか奴らの足跡を感じてきました。

院長の遠藤です。奴らとは花粉です。

 

さて、表題の根管治療ですが、いわゆる神経の治療とか根っこの治療とか一般的に言われる治療です。

こういう治療ですね。

当院ではこの治療をするときは、感染を避けるため、唾液等が歯の中に入らないように全症例このようなラバーダムをします。

 

そして、この治療をするときは歯科用顕微鏡を使用する事がほとんどです。

口の中には光が入りずらく、しかも小さい歯の中は肉眼ではほとんど見えません。

顕微鏡があるとこうやって神経の管が容易に見えます。

だから顕微鏡を使用して治療をしていくのですが、

 

見えるからこそ、問題点も沢山把握でき、

個々のケースによって色んなシチュエーションがあり、その場その場で自分が持っている知識をフル活用して、治療していきます。

 

だから、少しでも沢山の歯を救うためには、勉強しても勉強しても足りないんです(+o+)

 

そして、先日は福岡までそんな勉強をしに、プライベートセミナーに行ってきました。

講師の先生1人に対して受講生は2人。

おしゃれなビルに入っている歯科医院でまだ開業したばかりの私よりも若い先生ですが、

根管治療を専門的に治療されていて、感染している根管治療のことを勉強してきました。

顕微鏡見ながら実習して、知識も技術もアップデートです。

基本を徹底的に。

 

これが全てだと改めて勉強になりました。そして帰ってきてすぐさま当院の歯科医師で集まってシェア。

来月には若手の先生たちに根管治療の話をする機会がまたあるので、こちらもアップデート。

 

インプットしてアウトプット。

教えている自分が一番勉強になっています(^^)

水炊き食べて英気も養えました(笑)

 

すでに今年になってから顕微鏡歯科について発表もしており、顕微鏡歯科について同業者に発表する機会が増えてきました。

非常に有用なのが浸透してきて嬉しく思いますが、患者さんにも今年は顕微鏡を使用して治療する意義も伝えていきたいと思っています。

こちら顕微鏡歯科の勉強会で喋り始めはここからでした。

 

顕微鏡の使い方は本当に多様的で、オペにも使用します。

こちら大阪から歯周病専門医の先生が出張オペに初めて来てもらった時の画像です。

こちらの内容は分院ブログで近日中に書く予定です。

※患者さんはスタッフの親御さんなので治療画像の掲載の許可を頂いております。

 

見えるということは丁寧な治療ができるのです。

もちろん、私も色んな処置で使用します。

歯科治療の本質が変わり始めているのを実感する毎日です。

顕微鏡を使用する事の良さは今年はどんどんブログでアップしていきたいと思っております。

動画はYouTube公式チャンネルにアップしていきます。

 

今年も相模原市橋本での歯科医療を頑張っていきます。

町の発展に負けないよう研鑽していきます。宜しくお願い致します。