歯は、食べたり話したりという毎日の生活で絶対に必要な機能を支える大切なパーツです。その歯を守る歯科医院は、皆さんの生活を支えていると言っても過言ではありません。
当院は、橋本でオンリーワンと言われるような歯科医院を目指して、2014年春に開業しました。私も橋本に住んで丸10年になります。相模原、橋本の街の雰囲気に魅了されて歯科医院を開業しましたが、オンリーワンと言われるためには、皆さんの生活に密着した地域医療を実践し、同じ患者さんを継続して診ていくことがその第一歩になるのではないかと考えています。
当院の目標は「痛くなくても通いたくなる歯医者」です。悪くなってから通うのではない、それ以前にまず悪くならないようにするために通う、そんな皆さんのかかりつけ医を目指しています。そういったかかりつけの歯科医院を持つことは、すでにヨーロッパやアメリカでは当たり前となっています。
保険診療でも自費診療でも、当院のスタンスには一切変わりがありません。ずっと長くお付き合いしたいという思いから、一人ひとりの患者さんの履歴をデータ化。それを元に今後の虫歯などのリスクを判断して、毎日の生活に役立てていただきたいと思っています。
ご近所の家に遊びに行く感覚で訪れていただけるように、院内の雰囲気はあくまでナチュラルにしました。さらに一番大切にしているのは、患者さんとのコミュニケーション。カウンセリングにも時間をかけて、お互いに忌憚のないやりとりをすることが、最善の治療につながると考えています。
まずは、ぜひ一度ご来院ください。そして当院の雰囲気、ドクター・スタッフの人柄や技術、それを支える充実した設備に触れてください。皆さんが長く通える歯科医院、橋本の歯医者といえば当院の名前が挙がるような、皆さんから愛される歯科医院を目指していきます。
私は、小さい頃から人と接するのが好きでした。そのためいつしか、他人のために役立つ仕事がしたいと思うようになり「医療の世界ならばそれが叶うのでは」と漠然と考えるようになりました。その結果、選んだのが歯科医療の道です。
父は、私が物心ついたころから入れ歯を使っていました。入れ歯で苦労する父をずっと見ていて、いつか治すことができたらと思っていました。将来の仕事として医療関係を考えたとき、歯科に進もうと思ったのは、そんな父の思い出があったからではと今は思います。
私は歯学部を卒業したあと口腔外科に興味を持ち、大学病院で研修医を始めました。そこで非常に多かったのが、親知らずの症例です。口腔外科には親知らずの抜歯の依頼が多く、大学病院に送らず抜ける個人病院の必要性を感じました。そう考えた私は、親知らずの抜歯を紹介せず、CT機器があることで難しい症例でも親知らずの抜歯ができる勤務先を探しました。
そして希望の勤務先に就職できたのですが、そこで出会ったのがインプラント治療です。これこそが新しい時代の技術だと感じた私は、親知らずだけでなくインプラント治療の勉強にも邁進しました。
幸い勤務先は「インプラント治療をするには口腔全体を診ることができなければならない」というコンセプトの病院で、外科はもちろんのこと総合治療も学ぶことができました。また、インプラント治療の技術に磨きをかけるために数か国にて海外研修も経験させていただき、最後には分院長を勤めるまでに成長できました。
インプラント治療に熟達してからは、父の歯の治療も手がけました。入れ歯からインプラントにしたことで、それまで抱いていた不満が解消され、非常に喜んでいた父の姿は今でも忘れられません。
人の役に立ちたいと私の選んだ道は、やはり間違っていなかったのだと再確認できました。
歯科医師は、皆さんからお金をいただきながら、同時に「ありがとう」という感謝の言葉をいただける、とても幸せな仕事だと思っています。特にインプラント治療では「毎日の生活が変わった」「性格が明るくなった」といったうれしいお言葉もたくさんいただいています。
皆さんの役に立ちたい、幸せになってほしいという思いから始めた仕事で、私自身もやりがいを感じられて非常に幸せです。体力の続く限り歯科医師を続け、皆さんと一緒にこの橋本の地で歩んで行ければと、心の底から思っています。