歯ぐきの移植などでインプラント周囲炎を改善した症例
2023.07
治療前
治療中
骨が減りインプラントの粗造面が露出
露出したインプラントを研磨
口蓋から持ってきた歯ぐきを移植
治療後
年齢・性別 | 60代女性 |
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相談内容 | 昔入れたインプラントの部分から出血があり、違和感がある、ニオイもする、とのことでした。 |
カウンセリング・診断結果 | インプラントの周りの歯ぐきは天然歯に比べ色も暗く、柔らかい(角化歯肉がない)状態で、触ると出血があり、インプラント周囲炎を起こしている状態でした。 |
行ったご提案・治療内容 | インプラント周囲炎を改善するため、硬く安定した角化歯肉の移植と切開掻爬、インプラントの形態修正を同時に行う外科について同意していただきました。 |
治療期間 | 外科処置は1回。その後1週間ごとに洗浄や経過観察を1ヶ月ほど行いました。 |
おおよその費用 | ¥66,000 |
術後の経過・現在の様子 | 移植した歯肉(薄いピンク色の部分)は安定しており、患者さんもブラッシングしやすくなったと実感していただいています。 |
治療のリスク | インプラント周囲炎は、歯周病と同様に再発しやすいため、継続的なメンテナンスが必要となります。 |