歯の矯正というと、見た目だけを回復するイメージが強いですが、でこぼこになっている歯などを矯正し、きれいに並べることで歯磨きがしやすくなり、虫歯・歯周病予防にもつながります。
日本で矯正治療をするというと、一昔前では小学生が主流でした。もちろん現在でも小児矯正は重要であり、その重要性は後述しますが、大人の矯正”成人矯正”も女性を中心に20~30代の方でも増えてきました。今では40~50代の方も増えてきており、日本でも歯並びに対する関心は強くなってきました。
大人になってからでも矯正治療が遅いということはありません。時間や費用がかかるというデメリットを理解された上で、やりたいと思う気持ちがそれを勝ったときが開始時期だと当院では考えています。
矯正治療は毎月2回、水曜日の午後に治療・ご相談を受け付けております。
当院の矯正治療は矯正歯科学会認定医のを取得している女性の先生が担当します。
初回の矯正相談は無料で行っていますので、ご自身の歯並びやお子様のこれからの歯並びについてぜひご相談にいらしてください!
詳しい診療日はお知らせで更新していますのでご確認ください。
「矯正治療をしたいなぁ」と考えるきっかけは、前述したように、目立つ前歯などでこぼこになったりしている歯並びをきれいにしたいという思いからではないでしょうか。矯正治療により審美的な回復ができ、美しい口元や自然なスマイルラインを得ることは素晴らしいことです。
ただ当院で考える矯正治療のよさは、審美的な回復に加え、自分の歯を長く保たせることができるという一面を併せ持っているということです。
生まれ持った歯並びにより歯が互い違いになっていると、歯ブラシが1本1本の歯に当てづらく、結果的に虫歯や歯周病のリスクを高めます。
また、奥歯がうまく噛み合わないなど噛み合わせに不具合があると咀しゃくの効率も落ち、噛んでいる歯だけにより多くの荷重がかかることで歯の寿命にも関わってきます。
矯正治療によって上記のような不具合を改善することができ、結果的には自分の天然歯を長く使っていくことができるという予防にもつながっていきます。前歯の並びが気になる方、歯が磨きづらいと思う方は、ぜひ一度当院の矯正相談を受診してください。
「矯正を始める時期は早いほうがよい」と言われます。なぜなら混合歯列のときから矯正をすることで、健全な永久歯を虫歯になりづらいように並べることができるからです。きれいな歯列は見た目だけでなく、汚れが溜まりづらく、歯ブラシも当てやすいので清掃性が非常によくなります。
また、噛み合わせが悪いため食事がうまくできず、成長に大切な時期に栄養バランスが崩れてしまうことも防げます。乳歯のときの歯並びが永久歯に影響してしまうことも同時に守れる、この永久歯に生え変わる前がチャンスなのです。
当院では月に2回、小児治療もしていた矯正を専門にしている女性ドクターが来院。豊富な経験を生かして、お子さん一人ひとりの個性や体質に合った歯列矯正をご提案し、お子さんの健やかな成長をお手伝いします。
歯並びが乱れていると歯磨きがしづらいので、虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。また、食べ物をしっかり噛めないので偏食になったり、全身の成長に差支えてしまうことも考えられます。お子さんの歯並びで気になることがあったら、まずはドクターに相談してください。
歯並びの乱れから引き起こされるリスク
歯並びなど、お口のお悩みをお話しください。そのお話を聞いて、どのように矯正治療が進められていくか、どのような矯正治療が行われるかをご説明いたします。
診断・治療計画を立てるためにレントゲン撮影をし、お口の型取りなどを行います。
採得された資料を元に、現在の状況や今後の治療計画について説明します。治療方法や材料の選択もさまざまあるので、よく検討してから納得した治療を選択してください。
矯正装置を装着し、調整を行っていきます。当院では見た目を考慮して、なるべく目立ちにくいブラケットを装置基本料金に含んでおります。期間は個人個人違いますが、1か月に1回の通院で、平均2年程です。また矯正治療中は、通常より歯のお掃除などのメンテナンスが大事です。当院では矯正治療中、虫歯や歯周病にならないよう定期管理もしていきます。
矯正治療後は、歯が元の状態に戻ろうとする後戻りを防ぐために、安定するまで一定期間保定装置(リテーナー)を装着してもらいます。歯並びがよくなったあとのお口の管理は、衛生士を中心に当院で継続していきます。