歯科医師・衛生士歯周病勉強会☺相模原市橋本のエンドウ豆の歯科・歯医者さん

2017.02.04

センター試験があった先月の日曜日。寒波がきており、とても寒かったですね、院長の遠藤です。

 

当院では、その日は1日、昨年から始めている歯科医師・衛生士合同勉強会として、歯周病治療の院内セミナーを行いました!

今年1回目ですが、去年から定期的に開催しており、今回で3回目。

今年は既に3回ほど予定している歯周病治療の勉強会ですが、講師に大阪から歯周病治療が専門の寺嶋先生に来て頂いております。

 

なんで、歯科医師・衛生士が一緒に勉強すると思いますか?

 

このことを書くには、まず知ってもらいたいのは歯科医師、衛生士共に勉強会と称されるものは数多く存在しています。

言ったら毎週どこかでは必ず勉強会があります。平日でもあるぐらいですが、それだけ勉強している歯科関係者が多くいるということなんです。(もちろん、みんながみんな勉強しているわけでもありませんが・・・)

ただ、歯科医師にしても衛生士にしても学ぶ内容はそれぞれであること、その勉強した内容を院内のシステムに取り込めるかどうかは別の話になります。

全員で参加していることはほとんどないと思われるので、内容の共有は困難であるということがほとんどです。

そのため、当院では、全歯科医師・全衛生士が一同に介して、同じ考えを持った歯周病専門の先生から指導を受けて、エンドウナチュラルデンタルオフィスの歯周病治療に取り組んでいるのです。

 

個々のレベルアップは非常に大切なことなんですが、歯周病治療に関しては、歯科医師と衛生士のコミュニケーション・意思疎通が治療の成功の鍵を握っていると言っても過言ではありません。

歯周病治療の主な治療内容は当院では、衛生士が担当することが多いです。スケーリング、SRPといった歯の汚れを取る治療、患者さんへのブラッシング指導等のセルフケアの提案、等々です。

 

歯周病治療でも外科治療が必要なケースがあります。

再生療法もその中に含まれてますが、何も下準備無しに、例えば初診で外科治療をすることはありません。仮にすぐに外科治療をしても成功率は大きく下がるでしょうし、その外科処置がどんなに丁寧な治療だとしても治癒する可能性はないと考えています。

もちろん、外科処置をしなくても初期治療だけで歯周病が治癒をすれば、患者さんの負担もなくなり、それが一番だと思います。

 

そして、そこに至るまでのプロセスが非常に大事になのですが、その重要な役割を担ってくれているのが衛生士なのです。

 

歯周病治療は歯科医師だけでは成り立ちません。

衛生士がいるから治療できるのです。

 

医院の方針によっては、歯科医師がスケーリングからすべてを診るという場所もあるので、一概に上記の事は当てはまらないこともあると思いますが、ほとんどの医院がそうではないかと思っています。

 

歯科医師・衛生士が一緒に勉強することの意義は、当院では非常に大切なことだと考えています。

歯科医師だけが優れてても、衛生士だけが優れていても結果が出てこない歯周病治療。

同じ知識・技術の共有を今後も当院では定期的に継続していく予定ですので、歯周病にお困りのことがあればぜひ一度当院に検査だけでも、診断されるだけでもお越し頂けたら幸いです。

 

※メディアサイトでも歯周病治療に取り上げていますが、今後も歯周病治療については更新予定です。

歯磨きするときに出血しますか??