2019.12.23

今年も残すところ、あとわずかとなりましたね。

こんにちは、歯科医師の近山です。

 

先日、インプラント治療のセミナーに参加しました。

講師の先生は、インプラント治療で大変有名な山中隆平先生という方です。

 

むし歯や歯周病、外傷などで歯を失ってしまった場合に、顎の骨にインプラント体を埋め込み、

それを土台に被せ物を作っていくのがインプラント治療です。

インプラント治療は、入れ歯やブリッジとは違い隣在歯を削る必要がないため、

余計な負担をかけることなくかみ合わせを回復できるため、とても有効な治療法です。

 

今回、山中先生には前歯部領域のインプラント治療について講演していただきました。

前歯部におけるインプラント治療は、しっかり噛めるという機能性だけではなく、

見た目がきれいであるという審美性も兼ね備えていなければなりません。

そのためには、インプラント体を理想的な位置に埋め込むことが必須であり、

骨や歯ぐきの状態を整えるテクニックが非常に重要となります。

 

山中先生がこれまでに行ってきた症例の写真をもとに、治療のポイントを細かく教えていただきました。

また、このセミナーには山中先生が実際に患者さんの処置を行うライブオペが含まれていました。

ライブオペは、前歯を2本抜歯し、その後すぐにインプラントを埋め込み、骨も同時移植して仮歯まで入れるというものでした。

内容も盛りだくさんで、非常に充実した1日を過ごすことができました！

 

技術的なことは割愛させていただきますが、なにかご質問等あればお気軽にお尋ねください。