歯周組織再生療法、結合組織移植
2022.10.26
こんにちは。気温がすっかり秋らしくなってきましたね。
歯科医師の新井です。
「ベーシックから見直す歯周外科トータルセミナー4日間」
という7月に受けたセミナーの続きを受講してきました。
前回は基礎を中心に講義、実習を行いましたが、
今回はアドバンスの内容で、
歯周組織再生療法、結合組織移植について学びました。
再生療法には、歯ぐきの切開の仕方や、使用する薬剤・材料など
さまざまな組み合わせがあります。
切開が小さいほど痛みの少なさ、
治りの早さなど優れますが、それだけ難易度も上がり、
歯の部位・骨の減り方・歯ぐきの状態によっても適応が異なります。
どのようなやり方が適切かどうかの診断はとても大切ですし、
実際の手技も高い技術が求められますが、
歯科衛生士によるメンテナンス、
患者さん自身によるケア、
これら全ての相互作用により歯周病は治ります。
歯周病治療というのはとても奥が深いんです。
今回も豚の顎を3頭も使ってみっとり実習してきました。
このセミナーで習得したことを、日々の治療で活かせるように精進したいと思います。
モノクロでわかりずらいですがメンブレンを用いた再生療法です。
講師の先生方と最後に一緒に。