「石井歯内療法研修会」
2023.04.10
桜の盛りも過ぎ、あっという間に葉桜の季節になりました。
歯科医師の安村です。
先日、「石井歯内療法研修会」を受講してきました。
歯内療法とは歯の神経の治療のことで、
歯内療法を成功に導くための問題解決能力を高めることを
目的とした講義を2日間受けてきました。
石井歯内療法研修会ではEvidence-based(科学的根拠に基づいた)治療を基本としており、
たくさんの論文データを基に勉強してきました。
今回のセミナーで学んだことは、
・無菌的処置環境
・殺菌・消毒の徹底
を行うということです。
日本の歯内療法学会のガイドラインにも
「常にラバーダム防湿下で無菌的な処置を行い」
と記載されているように、
神経の治療はラバーダム(ゴムのマスク)をつけた状態での治療が必須とされています。
当院では保険治療でも全てラバーダムを使用し、
治療中外部からの細菌侵入を出来るだけ防ぐようにしています。
石井先生の講義の中で無菌的な処置を徹底的にすることで
大半の歯を治せることも学びましたが、
保険の範囲内の治療では器具・環境を徹底出来ないとも感じました。
当院では自由診療の根管治療も行っているため、
ご自身の歯を残し長期的に維持する為に
質の高い治療を希望される方は下記のリンク先を見て参考にして、
ご興味ある方は是非ご相談いただければと思います。
https://endo-natural-dent.jp/menu/end/
今回のセミナーで学んだことを日々の臨床に活かせていければと思います。