「インプラント治療の基礎からデジタル活用まで!~従来法×デジタル技術を徹底習得~」

2025.04.25
こんにちは。急に春から初夏のような暑さになってきましたね。
医院でも冷房をつけだしました。院長の新井です。
先日、「インプラント治療の基礎からデジタル活用まで!~従来法×デジタル技術を徹底習得~」
というセミナーを受講してきました。
講師の先生は国内だけでなく海外でも多くのインプラントセミナーを行なっている山中隆平先生です。
前日に講義をウェビナーで受講し、当日はハンズオンがメインのセミナーです。
インプラントは、埋入する本数や骨の状態などで難易度が異なりますが、
今回はあまり複雑でないケースを想定してスタンダードな方法を学びました。
講師の先生はかなり熟練でインプラント経験は相当されていますが、
そんな熟練な先生でも、1つ1つしっかり診断を行い、
手技のステップを丁寧に慎重に行なっていました。
まずはじめに模型にインプラントを埋入しました。
次に豚顎を使用して実習を行いました。
豚の骨はかなり硬くて大変でしたが、歯ぐきも模型よりも臨床に近い練習ができます。
また少し骨が足りない場合を想定したインプラントの埋入と骨補填材、
メンブレン(補填材が安定するように覆う膜)を置く処置も行いました。
その後は講師の先生が実際患者さんに処置を行うのを見学する、
ライブオペが行われ、手技だけでなく、準備や手洗いなどから流れも見ることができました。
最後にはガイドと呼ばれる、インプラントの埋入位置を定めることができる装置を使って埋入しました。
1日で5本実習できただけでなく、実際の手術の様子もしっかり見えたのでとても勉強になりました。
セミナーで学べたことを臨床に落とし込めるように、さらに精進していきたいと思います。