2025黒川塾②
2025.04.28
みなさんこんにちは。
今年の1月に入社した歯科衛生士の渡邉です。
だんだんと暖かくなる日が続いてますが、まだ夜は少し肌寒さがありますね🍃
寒暖差は体調を崩しやすくなるので体調には
十分気をつけてくださいね😌
今月4月14日と21日の2回に分けて、フリーランスの歯科衛生士の黒川さんによる
今年入社した新人歯科衛生士によるセミナーを受講しました。
講義をしてから実際に模型を使って実技をしました。
2回目のセミナーでは、1回目のセミナーの復習と超音波スケーラーによるスケーリングついて学びました。
スケーリングとは、歯の表面に付着したプラーク(細菌)や歯石を除去する処置のことです。
歯石は歯垢が固まったもので、普段みなさんが毎日行ってる歯磨きでは取り除くことができません。
スケーリングを行うことによって、虫歯や歯周病の予防、また口臭の予防にも繋がります🦷
また超音波スケーラーで歯ぐきの中の歯石を探査することもできます。
実際に模型と超音波スケーラーを使って実践しました。
超音波スケーラーは振動と注水で
フェザータッチ(軽い力)で行っていきます。
1番見落としてはいけないところは、歯と歯の間です。
ここは歯ブラシの毛先が届かないところなのでプラーク(細菌)が溜まりやすいところになります。
なので歯の表面から歯と歯の間に超音波スケーラーのチップを当ててプラーク(細菌)や歯石を取っていきます。
模型を用いて黒川さんに見ていただきました。
歯の形態もしっかり把握していないと超音波スケーラーのチップがしっかりと当たっていないので、角度もすごく大事でした。
定期検診で、超音波スケーラーを用いてプラーク(細菌)や歯石を除去していますが、この目的はただプラーク(細菌)や歯石を除去しているのではなく歯ぐきの炎症や壊れかけた歯ぐきの状態を確認し、治すことを目的として行っています。
歯ぐきは骨を守るためにあるので、付着していますが、プラーク(細菌)が溜まってしまうと歯ぐきの付着が剥がれてしまい、骨が露出する状態になります。
またプラーク(細菌)だけでなく、疲労やストレスでも歯ぐきの炎症の原因にもあります。
お家でのセルフケアもすごく大事ですが、定期的な検診も歯茎の状態を確認するために重要になるので、定期検診にはいらしてくださいね😌🦷