2025.06.03

歯科衛生士の渡邉です。

6月に入り、梅雨の時期が来ましたね☔️
だんだんと夏が近づいてきて、気温が暑くなる日が続きますが、体調には十分気をつけて、
しっかり水分補給してくださいね♪

先月3回目による黒川先生のセミナーを受けてきました。

今回はSRPについて学びました。
患者さんへの分かりやすい伝え方やSRPの治療後の治りを早くするための処置の仕方など改めて学ぶことができました。

SRPとは『スケーリング』と『ルートプレーニング』という２つの処置をしていくことです。
歯周病が中等度の方を対象に治療していく、歯周基本治療になります。

『スケーリング』は歯の表面の汚れをとっていったり、歯の着色（ステイン）を除去することをいいます。

『ルートプレーニング』は歯根のザラザラや凸凹を滑沢化するための処置のことです。

プラークは細菌の塊なので、溜まったまま放置していると歯周病が進行してしまいます。
プラークが付着しずらいお口の状態にするために、歯石をとったり、歯の粗造な部分をなくすための処置をしています🦷

歯周病は虫歯とは違い痛みを伴わずに進行していき、重症になっていくと痛みを感じたり歯がぐらぐらしてきたりして、なかなか初期の段階では気づきにくいので、歯周病の治療は途中でやめず、続けていらしてくださいね😌

また『歯肉炎』といって、歯と歯ぐきの境目のところに汚れが溜まって歯ぐきが炎症をおこして歯ぐきからの出血がある場合、この汚れはまだやわらかく歯ブラシ🪥で汚れを落とすことができることが多いので、歯肉炎の状態だとお家でのセルフケア🪥で治すことができます😌

定期検診の時におすすめする清掃用具や歯ブラシの仕方はお家でもぜひ実践してみてくださいね🦷🪥