入れ歯治療

“本当に咬める入れ歯“を作ってみませんか?

当院では、入れ歯治療に際し、治療用義歯を用いて、お口周囲の審美や機能、ズレた咬み合わせを回復するためのリハビリ期間を設けています。
リハビリ期間を設定する分、最終的な義歯が入るまでの治療期間は長くなります。
また、自費治療になりますので、治療費もかかります。
しかしながら、審美・形態・機能が調和した義歯が出来上がりますのでQOL(生活の質)は向上し、さらには永くその義歯を使用して頂けると思っております。

長期間合わない入れ歯を使用していると、顎堤(あごの土手)吸収や人工歯の摩耗、悪習癖などにより、顎位(咬み合わせの位置)に変化が生じ、それとともにお顔周囲の筋肉のバランスが悪くなります。

  • 入れ歯が動くようになった
  • しゃべっていると外れてしまう
  • よく咬めない
  • 顔のしわが増えた気がする
  • 入れ歯の歯並びが気になる

などのご不満はありませんか。
そのような状態でいきなり新しく入れ歯を製作したとしても、良い入れ歯を作ることができず、その入れ歯は患者さまに満足いただけるようなものではありません。

これまで合わない入れ歯を使い続けてきたために、多くの患者さまは

  • 入れ歯が動いて話しにくい
  • ご飯が食べにくい
  • 咬み合わせのバランスが悪い

など様々な問題をお持ちの方がほとんどです。

適切な治療用義歯によるリハビリ期間を設けることで、これらの問題が解決されるだけではなく、お口周囲の機能が活性化され、それに伴い理想的な義歯形態や咬合が蘇ってきます。
そして、患者さまにも積極的に参加してもらい、口腔を通して全身を健康にし、さらに美しくするための治療法こそが治療用義歯を用いた義歯治療です。

写真:治療用義歯の例


下顎義歯の人工歯を平らにすることで無理なく咬め、筋肉のバランスがとれる位置へと自然に誘導されるようにしています。
床の部分は、咬み合わせの変化による適合の状態を診査しやすいように透明になっています。
この治療用義歯の形態・咬み合わせをリハビリ期間を通して調整することで、理想的な入れ歯へと仕上げていきます。

治療用義歯によるリハビリ期間は、個人差はありますが、平均して1~3ヶ月です。
リハビリ期間が終了しましたら、最終的な精密な入れ歯の製作に入るという流れになります。

総入れ歯でお困りの方

「合わない」「咬めない」「痛い」「ゆるい」などのお悩みを解消できるよう、丁寧に総入れ歯を製作いたします。

総入れ歯治療とは、単純に型取りをしてすぐに良い入れ歯ができるわけではありません。
現在ご使用中の入れ歯がなぜ使いにくいのか、どうして咬めないのか、お口の中はどういう状態なのか、咬み合わせの位置や高さは合っているのか、見た目のバランスはどうか、などしっかりと診査診断したうえで治療をすすめていく必要があります。

そのためには歯科医師と歯科技工士、そして患者さまがしっかりとコミュニケーションをとり、現在の状況と問題点、今後の治療方針、治療方法などをきちんと共有することではじめて、その方にあったオーダーメイドの総入れ歯をご提供することができます。

まずは、入れ歯に対する不満や治療への不安・疑問などご相談ください。

レジン床イメージ

金属床イメージ

治療用義歯イメージ

部分入れ歯でお困りの方

「よく咬める入れ歯がほしい」
「見た目の良い入れ歯にしたい」
「違和感の少ない入れ歯にしたい」
「歯をできるだけ残したい」

など、今よりも良い部分入れ歯を製作するために、ご希望をお伝えください。
そのうえで、まずは、残っている歯の状態、現在の入れ歯の状態など現状をしっかりと把握したうえで、今後の治療方針・治療方法をお伝えいたします。

治療用義歯イメージ

部分入れ歯の場合は、総入れ歯とは違い、残っている歯の処置も必要となりますので、治療期間は少し長めになります。
しかしながら、その部分をなおざりにしてしまうと、結果として良い入れ歯は作れません。
歯周病の治療、虫歯の治療、かぶせ物の交換など、まずは入れ歯を作っていく上での基礎の部分をしっかりと処置させていただいた後に、部分入れ歯の製作を始めていきます。

“「自然な口元」取り戻しませんか?”

患者さまに喜んでいただけるよう、

  • 歯に負担をかけない設計
  • 見た目のきれいな設計
  • 入れ歯が動かない設計
  • 汚れにくい設計

を、歯科医師と歯科技工士がコミュニケーションをとったうえでご提案させていただきます。せっかく良い入れ歯を作ったとしても、残っている歯の負担が大きくすぐに抜けてしまうようでは意味がありません。

今よりも快適に永くご使用いただけるよう、最善の治療をご提供いたします。

金属床義歯イメージ

ノンクラスプイメージ

装着イメージ

欠損歯数が多い場合は、設計上、見えない部分に金属の補強構造を組み込ませていただきます。

ノンクラスプ(金属床)イメージ