歯科医師は常に勉強です!~相模原市橋本のエンドウ豆の歯医者さん~
2019.04.06
4月に入り、新年度を迎え、NEWSにも出ているように当院は5周年を迎えることができました。
院長の遠藤です。
5年という一区切りの中で、多くの患者さんに来院していただき、大人も子供も
沢山継続して通っていただけるからこそ、当院がここまで発展でき、
西橋本にも分院を出すことができ、そちらも1年も経たないうちに1000人以上の患者さんが
来院していただいております。
水曜日は小児歯科の日として運営していますが、4月第1週の小児歯科は50人以上の
お子さんたちが自分の歯を大事にしようと通っていただくまでにできたこと、
橋本地域のお子さんの歯の健康を守ることができているのであればとても嬉しいです。
さて、
歯科医院はとても沢山あります。
そして、それぞれの歯科医院で趣は大きく異なります。
では、何を基準で選ぶか?
これは患者さんが何を希望されているかによると思いますが、
当院では歯科治療の技術が他の地域にも劣らない様に常に研鑽してレベルアップできるよう
勉強・実践に取り組んでいます。
今日の診療終わりもそんな日でした。
月に1回ドクターミーティングの日ということで、
いつもは歯科医師が代わる代わる治療プレゼンや症例発表等をしているのですが、
今回は症例発表を軽くした後に、皆でラバーダム実習というのを行いました。
一般の方は『??』かもしれませんが、最近ではYahoo!ニュースにも掲載されるようになったラバーダム。
先日の当院の患者さんが引っ越すことになり、うちから他の歯科に変えなきゃなんですが、
「ラバーダムをしててマイクロで治療しているところを探しても見つからない!」と話を頂きました。
ラバーダムというのは治療自体ではなく、治療の前段階の準備の1つになるのですが、
美味しい料理を作るコツは下準備にある。
というのと一緒で良い治療するためには、治療技術がいかにあっても下準備が怠っていたら上手くいくもの上手くいかなくなります。
私失敗しないので!なんて言えませんし、どんなに丁寧に一生懸命に治療しても上手くいかないことも勿論あります。
ただ、少しでも上手くいく可能性を高めるために下準備は大事ですし、1本でも救える歯を増やすために、我々歯科医師は仕事終わり等を利用して、
研鑽して、ちょっとでも明日からより一層歯科治療が上手くなるように努力しています。
なかなか最初にこの様なことは伝わりませんが、それがどんな治療でも
【患者さんにとって最良な治療を提供すること】
日々のこういった研鑽がそれを可能にすると思っていますが、
一朝一夕で出来ないのも重々承知しているので、私もまだまだ勉強・実践です。
精密治療を可能にする歯科用顕微鏡を設置していますが、使いこなすには時間がかかります。
模型を使用して、診療後にお互いがアシスタントとなり、こちらも常に上手くなる様努力しています。
これが使える様になると、、
※症例写真は患者さんが身内のため、掲載承諾を得ております。
健全な歯は一切削らずに、虫歯のところだけを削れます。
中で広がっているのがわかります。
ほっといたらこのようなむし歯は大きくなり、神経を傷つけます。
そして、そこだけ詰めれます。
大きくないむし歯だったり、むし歯のリスクの低い方はこのように顕微鏡で診察することで、
まだ削らなくて良いという判断もできます。
ほとんど削らずに元の歯と同じ様に治療したのがわかるでしょうか?
しかも境目も分からない様に治療しています。
これが今までの治療とは大きく異なるところ。
もちろん、希望されなけれなこの様な治療もしません。
今までの治療もしますが、常に成長することで新たな技術を取り入れることが出来ます。
何が正しい治療かどうかは、どの治療もデメリットを伴います。
そのデメリットを患者さんが納得しなければ治療は始めません。
当院に来て頂いた患者さんには、歯科医師だけでなく、衛生士もこの様な話をしますので、
一度でも通ってもらえればその事は分かっていただけると思います。
歯周病も本当のことを分かってもらいたいために、衛生士が自分たちで冊子を作りました!
新規の患者さんや、既存の患者さんでも歯周病について分かってもらいたいと
思った時に衛生士がお渡しすると思います。
直接話をしないと分からないことが沢山ありますが、
少しでも患者さんの希望を叶えられる様に、
今年度も歯科医師はじめ、衛生士も他の職種も研鑽する次第です。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。