寺嶋ペリオ塾、フィナーレ!

2022.10.05

こんにちは!衛生士の常盤です。

秋が近づいてきて、涼しくなってきました~!

この間、夜に見た満月がとても綺麗でした。

秋には食欲の秋や、芸術の秋など色々な秋がありますが、今年はどのような秋になるか楽しみです^^

可愛いハロウィンの格好をした歯🎃♡

 

 

さて私はこの間【第三回寺嶋ペリオ塾】を受講させていただきました。

3回にわたり、歯周病に関する基本知識から実習までのセミナーを受講してきましたが、

今回でフィナーレ!最終回です!

主に豚の顎を使用して実習を受けさせていただきました。

衛生士も実習なので、メスを持ち、豚の顎を使用して行いました。

 

 

これは主に歯周外科処置と言われる処置の実習となっています。

「歯周外科処置とは?」

はじめて聞いた方もたくさんいらっしゃると思います。

歯周外科処置とは、歯周病治療の第二段階目です。

 

まず歯周病治療をするにあたって初めは、

歯科衛生士がメインとなり基本治療といわれる

歯茎の中の歯石や余分な組織を取り除くことから始まります。

その基本治療が終わると、

再評価(歯周ポケットの数値をもう一度測り直すこと)を行い数値の確認をします。

その後に行われるのが

‟歯周外科処置″です‟。

 

 

歯周病は進行してくると歯を支えている骨がなくなり、

だんだんグラグラと揺れてきます。

 

その揺れや不安定な状態を良くするためにあるのが、

歯周外科処置です。

再評価後に基本治療で十分に治癒しなかったところに適用されます。

(基本的にはポケットが残ってしまったところや骨がなくなっているところ)

※基本治療で良くなったところは歯周外科処置はしません🧐

この歯周外科処置は担当医師と担当衛生士で治療を行っていきます。

その処置としては、歯茎を切開し、

中の不良なもの(歯茎の中に沈着している歯石や不要な組織など)を取り出していきます。

 

なんで歯茎を切開するの?

 

そう思った方いらっしゃると思います!!

 

歯周病が進行し、歯周ポケットの数値が正常(約2~3㎜)よりも深くなってしまうと、

やはり基本治療のみじゃ取り切れない部位まで歯石や不要な組織が沈着していることがあります。

そうなっていくと歯の奥深くでずっとずっと炎症している状態、

歯周病がじっくりと進行していく原因となります。

そして先ほどお伝えした、歯を支えていく骨がどんどん無くなっていってしまうんです!!

そうるとグラグラ~揺れてきます😨

とはいえ、歯茎を切開するという行為はドキドキしますよね、、

不安なことや気になる事があればすぐに担当歯科医師や衛生士に質問してください

 

 

さて、歯科衛生士は患者さんに対しては、

基本的にメスをもって歯茎を切ったりという行為はしないので、

今回はすごく新鮮な実習となりました。

やっぱりメスを入れるというのはすごく緊張します、、

緊張と戦いながら豚の顎に触れていましたが、かなりの緊張を手の震えが物語っていました😨

 

なかなか経験することができない体験ができて、すごく勉強になりました。

 

今後も知識を沢山いれつつ患者さんお口を守るために活かしていければと思います☺✨

皆様のご来院をお待ちしております。

一緒に健康なお口を作っていきましょう😋