日本顕微鏡歯科学会の一般口演で発表
2023.04.24
新年度になりあっという間に4月が終わろうとしています。
理事長の遠藤です。
4月22日、23日で、日本顕微鏡歯科学会 第19回学術大会・総会に参加してきました。
今回の顕微鏡歯科学会は福島県郡山で行われました。
学会には以前より毎年参加しておりましたが、
今回は一般口演でトップバッターとして発表してきました。
以前にも発表したことがあったのですが、
その時はコロナ禍での発表だったため、
オンラインでの発表でした。
今回、多くの歯科医師・衛生士の前での発表を
行うことができて、自分としてはとても良い経験をさせていただきました。
現在、日本顕微鏡歯科学会認定医として診療しておりますが、
今後、学会認定指導医を目指して研鑽を続けたいと思っております。
当院では、5台の診療チェアに4台のマイクロスコープという、
全国でのマイクロスコープの普及率が10%という中、
ほとんどの診療チェアにマイクロスコープが設置してあります。
当院では、衛生士も顕微鏡歯科学会認定衛生士がおり、
衛生士もマイクロスコープを使用して診療に当たります。
1本の歯を大切にしていくこと、
ご自身の歯を残していくこと、
を当院全体で目指しておりますが、
そのためには20倍まで拡大でき、
精度の高い治療を可能とするるマイクロスコープが必要です。
患者さんにご自身のお口の状態を知ってもらうため、
歯科治療で何を行ったかを知ってもらうために、
マイクロスコープでの治療動画や画像を患者さんご自身に
リアルタイムでお見せすることで、
ご自身のお口の状態や歯科医療を患者さんに
知って欲しいとも思っております。
まだまだこのような歯科医療は日本でも珍しいと思いますが、
学会員も2000人以上になり、全国で右肩上がりで広がっているようです。
今後も当院では歯科医師・衛生士共に研鑽を続け、
精度の高い歯科医療ができるように精進致します。