黒川塾2025年度⑤

2025.09.18
9月とはいえ、まだ夏を思わせる暑い毎日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか🌞
年々暑くなっていく夏にうんざりしている歯科衛生士の小田島です💦
さて、私たち法人内の歯科衛生士全員で黒川塾を受講しました!
フリーランス衛生士の黒川さんには毎年お越しいただき、勉強させていただいているのですが、
今年度は黒川さんが各医院を回り、直接指導をしていただいおり、
今回が各院を回る最終回でした!
このように、黒川さんが直接治療をしたり、説明したりするのを見学し、
他の医院の衛生士の治療も見ることができ、
とても多くのことを学ぶことができました💯
今回学んだ内容の一部として、歯肉炎と歯周炎の違いについてお話をしていきます✎
歯肉炎とは、歯の周囲にある歯茎だけが腫れている、
比較的軽度な炎症のことです。
この状態であれば、原因となっているプラーク(歯垢)と歯石を除去し、
丁寧なブラッシングを心掛ければ落ち着くことが多いです。
しかし、この歯肉炎を放置したままにすると症状が悪化してしまい、
次のステップである”歯周炎”になってしまいます。
歯周炎とは、歯肉炎が悪化し、
歯を支えている骨にまで腫れが広がっている、重度な炎症のことです。
この状態では、骨が失われている可能性もあり、
元の状態に戻すことは大変難しくなります。
”歯周炎”にまで症状が進行してしまうと、
歯茎が腫れ、膿がでたり、歯がぐらついて抜けてしまうこともあります。
歯肉炎も歯周炎も原因の一つとして、プラーク(歯垢)が関わってきます。
このプラークの磨き残しなど、自分のお口の中の細かいところを
ご自身で事細かに確認することは難しいです。
そのため、歯科医院に定期的に来院していただき、
歯科衛生士がお口の中を確認して、清掃を行なったり、
セルフケアの方法を確認・指導してもらうことががおすすめです!
知らない間に歯周病が進行してしまうのを防ぐために定期的な来院はとても大事です。
今来院されている患者さんは引き続き来院していただき、
自分の担当衛生士に歯周病についてやセルフケア方法を気軽に尋ねてみてください🦷
しばらく歯科医院に来院されてない方がいましたは、歯周病のチェックなどをいたしますので、
ぜひ、来院していただけたらと思います。