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法人内歯科衛生士セミナー「技術とコミュニケーションを学び、患者さんに安心して通っていただくために 」2026年度黒川塾1回目

2026.06.27

こんにちは!
歯科衛生士の戸田です🦷

先日、南大沢院にて黒川さんによる実務立会を医療法人内の歯科衛生士全員で見学しました。

 

フリーランス歯科衛生士としてご活躍されている黒川さんには、

毎年お越しいただき、今年で13年目になります。

法人内の3医院の歯科衛生士に知識や技術の向上につながる貴重な学びの機会を毎回いただいています。

 

 

今回の実務立会では、

技術面だけでなく患者さんとの関わり方についても教えていただきました。

その中でも特に印象に残ったことをお伝えしたいと思います。

 

 

SRPを効率よく行うためのインスツルメント選択

SRP(スケーリング・ルートプレーニング)とは、

歯周病の原因となる歯石やプラーク(歯垢)、

細菌の毒素などを取り除き、歯の根の表面をなめらかに整える歯周病の基本治療です。

保険診療で行う一般的な歯石取り(スケーリング)は、

主に歯ぐきより上の歯石を除去します。

一方、SRPでは歯周ポケットの中まで器具を入れ、

歯根に付着した歯石やバイオフィルムを除去し、歯根面を滑沢にします。

そのSRPを行う際には、ただ処置を進めるのではなく、

部位や歯石の付着状況に応じて適切なインスツルメントを選択することが大切だと学びました。

超音波スケーラーとキュレットのどちらが良いというわけではなく、

歯石の付着状況や部位、

患者さんの状態によって適切に使い分けることが大切だと教えていただきました。

適切な器具を使用することで、

患者さんへの負担を軽減しながら短時間で効率よく処置を行うことができます。

改めて器具選択の重要性を実感しました。

 

 

 

 

染め出しとエアフローの実践指導

エアフローとは、微細なパウダー・水・空気を噴射し、

歯の表面や歯周ポケット内のバイオフィルム(細菌の膜)や着色汚れをやさしく取り除くクリーニング機器です。

歯や歯ぐきへの負担が少なく、歯周病の原因となるバイオフィルムを効率よく除去できるため、

歯周病のメインテナンスや再発予防に効果的です。

スタッフに患者さん役をやってもらい、

実際に口腔内で染め出しを行い、プラークの付着状況を確認しながら、

黒川さんに実践的なエアフローの効果的な当て方について指導していただきました。

エアフローの角度や距離、

動かし方によって効果が大きく変わることを学ぶことができました。

教科書だけでは分からない細かなポイントを直接指導していただき、とても貴重な経験となりました。

 

 

 

 

患者さんとの向き合い方

患者さんの中には、緊張や不安から、

なかなか心を開いてくださらない方もいらっしゃいます。

そのような患者さんに対しても、

無理に距離を縮めようとするのではなく、

相手の気持ちに寄り添い、

一人ひとりのペースを大切にしながら丁寧にコミュニケーションを取ることの大切さを教えていただきました。

実際に黒川さんが患者さんとコミュニケーションを取っているところも見学させていただき、

患者さんが安心して話せる環境をつくることで、

少しずつ表情が和らぎ、笑顔が見られるようになることを学びました。

どれだけ歯科医療の技術があっても、

患者さんとの信頼関係が築けていなければ良い医療は提供できません。

患者さんの話に耳を傾け、不安や悩みに寄り添う姿勢が大切だと改めて感じました

 

 

今回の実務立会では、

技術だけでなく、患者さんとの関わり方についても多くの学びを得ることができました。

今回学んだ知識や技術を日々の診療に生かし、

患者さん一人ひとりに安心して通っていただけるよう、これからも知識・技術の向上に努めてまいります。

黒川さん、今回も貴重なご指導をありがとうございました。